装着タイプ別に選ぶおすすめ乳首吸引器総まとめ
陥没乳頭で悩んでいて、「どうにか治したい」と考えている方は、病院での手術を検討している方もいらっしゃるとおもいます。
しかし、手術費用の問題や、なにより自分の体にメスを入れるリスクを考えると、手術を決断するには高いハードルがあります。
ただ、陥没乳頭とひとことでいっても、その状態によっては、手術によらず、乳頭吸引器などの矯正器具を使った「保存的治療」によって改善ができる場合があります。
では、どのような陥没乳頭の状態であれば向いているかというと、
- 1.指で乳頭に刺激を与えると通常の状態に突出する
- その後時間がたつと、自然に乳頭は陥没していく
- 2.ピンセットや搾乳機、吸引機で引っ張ると通常の状態に突出する
- 乳頭を引っ張ることをやめると、すぐに陥没していく
これらの状態は「仮性陥没乳頭」と呼ばれ、逆になにをしても突出しない場合は「真性陥没乳頭」と呼ばれています。
実際に病院に診察にいっても、陥没乳頭の程度によって、吸引器を使った治療をすすめられることもあります。
では、その「乳頭吸引器」はいったいどのようなものなのでしょうか?
乳頭吸引器は、すべて同じではなく、装着タイプに分かれて、さまざまな種類が発売されています。
ここではそのタイプ別に、現在国内で販売されているアイテムをすべてご紹介していきたいと思います。
ただし、陥没乳頭を治すには、吸引器などの矯正器具だけではなく、クリームを使って塗るだけで改善できることをご存知ですか?
後半では、陥没乳頭改善クリーム「ピュアナス」についてもご紹介させていただきます。
乳頭吸引器はいったいどんなもの?
乳頭吸引器とは、乳首部分にノズルをあて、真空状態のもとで空気圧によって引き出し、一時的に乳頭を通常の状態にするための器具です。
空気圧の強い力で出すことができるので、指で出すよりもかなりの吸引力がかかって引き出すことができ、また、手で触るより清潔な状態でケアできることもメリットですね。
もともとは授乳時など今すぐに少しだけでも出したいという時に使用するアイテムで、使用時間も一回数分間と短いのです。
ただ、24時間常時装着することで、突き出した状態をくせづけることで陥没乳頭そのものを改善させる矯正器具としてのアイテムも多数発売されています。
乳頭吸引器のメリットとデメリットは?
吸引器を使った方法のメリットは、体を傷つけずに改善の効果が得られ、精神的、肉体的な負担が大幅に少なく取り組めるといえるでしょう。
また、手術や通院、診察などにかかる時間や費用の面でも吸引器を使った方法のほうが大幅に少なくなります。
逆にデメリットとして、乳頭を突き出す状態をゆっくり時間をかけてクセづけていくため、効果があらわれるまでにある程度の時間がかかります。
さらに装着時は、弱い~強いに関わらずなんらかの痛みが発生すること、さらに常時装着型の場合、ムレやかゆみなどが発生する場合もあります。
使い続けることによって、刺激によるメラニン色素の沈着によって乳首の黒ずみも発生しやすくなります。
また、すべての状態に効果があるわけではないこと、長期的にみて元に戻ってしまう(後戻り)に対する十分なデータがないことが挙げられます。
特に、痛みやかゆみ、黒ずみなど、日常的に起こりやすいデメリットを敬遠したい方は後ほどご紹介する陥没乳頭改善クリーム「ピュアナス」の使用をおすすめいたします。
最初に乳頭吸引器を使用する際の注意点
乳頭吸引器は空気圧で乳頭を引き出すという仕組みのため、はじめて使用するときには特に痛みを感じることがあります。
クセがつくまでに徐々に慣れて少なくなるものの、しばらくは痛みがあると考えておいた方が良いでしょう。
使いはじめてからなかなか乳頭がでないからといって、強い力で何度も吸引すると内出血をしてしまうことなどもありますので、最初の使用時は力加減にも注意が必要です。
使用前にマッサージやワセリンなどの潤滑剤を塗るなどして、乳頭が出やすい状態にしてから使用すると痛みをやわらげることができることがあります。
ずっと使っていても、痛みや異常が続く場合は、すぐに使用を中止し、専門医か助産師の方に相談することがすすめられています。
また、どのアイテムも妊娠期には使用できず、安定期に入ってからの使用が推奨されていますので注意しましょう。
2019年現在では、装着タイプ別に、手動ポンプタイプ、電動ポンプタイプ、常時装着タイプと3つのタイプそれぞれ複数のアイテムが発売されています。
ここからはタイプ別にどのようなアイテムが発売されているか、ご紹介してみたいと思います。
安くて手軽に試すことができる手動ポンプタイプ
最も手軽かつリーズナブルに試すことができるのが手動ポンプ式の乳頭吸引器です。
もともとは、授乳時に一時的に乳首を出すための目的でつくられているのですが、毎日こまめにケアし続けることによって、突出した状態にクセづけることも可能です。
価格も1,000円以内でおさまることが多く、ネット通販のほか、ドラッグストアなどでも購入することができます。
使用方法も、基本的にはお風呂上がりの体が清潔な状態の時に、乳頭に当ててポンプをプッシュするだけなのでとても簡単に使用することができます。
とりあえず、一時的に出せれば良い、乳頭吸引器とはどういうものなのか試してみたいという目的の方にはオススメです。
ピジョン 乳頭吸引器
メーカー:ピジョン
価格: 605円
産婦人科などでも配られている、メジャーな手動型乳頭吸引器です。
吸引口を乳頭にあてて、ポンプをプッシュするだけで強い空気圧が発生し、乳頭部分を引き出すことができます。
片手で簡単に使うことができ、強く押したり弱く押したりすることで吸引力の強弱をつける事も可能です。
ポンプと吸引口は外して洗浄する事ができ、吸引口を覆う保管カバーもあるため長く使っても清潔な状態をキープすることができます。
また、陥没乳頭矯正クリームである「ピュアナス」には、このアイテムが付属して、クリームとこの吸引器を併用することで、陥没乳頭の改善効果がアップします。
最も安くで手軽に試したいという方にはオススメの乳頭吸引器です。
カネソン ママダブル吸引器
メーカー:カネソン
価格: 800円
乳頭の大きさに合わせて調節できる乳頭アダプターでサイズを調整してから乳頭に吸引ノズルを当て、ポンプで吸引する仕組みの手動型乳頭吸引器です。
ゴム球・吸引ノズル・乳頭アダプターの他に、母乳が出た時に母乳をためておくカップが付いている事から、授乳期に陥没乳頭を改善したい方にはおすすめのアイテムです。
すべてのパーツが取り外して洗う事ができ、電子レンジ消毒が可能な保管ケースも付いているので、吸引時に母乳がでてもしっかり洗う事ができるので衛生面的に安心ですね。
ピジョンの乳頭吸引器より若干高いですが、乳頭のサイズをあわせる事ができ、より清潔に使いたいという方にはこちらがオススメです。
強力な吸引力で乳頭を引き上げる電動式タイプ
手動タイプよりも、より強い吸引力で乳頭を引き出す事ができるのが、電動式タイプの乳頭吸引器です。
価格は手動ポンプタイプよりも高いですが、手動タイプでは実現できない吸引力、そして同時に振動をさせて引き出す力をアップさせているのが大きな特徴です。
ドリームチャームアジャスト
メーカー:オムニ
価格: 6,600円
乳房と乳頭の2つを覆う事ができる二重構造の吸引口を当ててスイッチを入れるだけで、自動で乳頭を引き出すアイテムです。
内側の吸い口は大きさ別に3種類ある為、自分の乳頭の大きさにフィットさせる事ができます。
内側の吸引口は電動で乳頭を吸引しながら外側の吸引口は毎分3000回の振動を与える為、吸引しながら振動により乳頭が自然に出てくる事を手助けしてくれます。
吸引口の押し離し、吸引と停止の繰り返しなど様々な刺激を加えながら、乳頭に対してアプローチする事ができます。
手動乳頭吸引器では結果を感じず、吸引と合わせて振動などのアプローチを同時にしたい方におすすめです。
陥没乳頭そのものを治していく常時装着の矯正器具タイプ
手動ポンプ式のように一時的ではなく、1日中常時装着しつづけることによって、常に乳首が突出した状態を維持し、クセづけていく矯正器具としての乳頭吸引器です。
価格は1,000円台から、高いものだと10,000円近くするものもあります。
手動ポンプ式は、どちらかといえば授乳をしやすくために使うことが目的なのに比べ、常時装着タイプは陥没乳頭の改善のために開発されたアイテムが多く、長い時間装着し続けても違和感がないように設計されています。
ただし、一日中つけられる分、装着部が蒸れやすくなるため、乳頭部の細かなケアは必要になりますし、素材のフィット感には個人差があります。
ピペトップ
メーカー:原沢薬品工業
価格: 6,480円
ポリエチレン製の透明な色をした装着型乳頭吸引器。
矯正器具として、実用新案を取得しています。
直径1.6cmと小さくブラジャーをしたまま装着が可能な為、最初の1ヶ月は入浴時をのぞいて、可能な限り24時間装着することをメーカーが推奨しています。
実際使うときには、バネ上のキャップを指で縮ませ、そのまま乳首の部分に押し当てて、指を離すと空気圧の力によって自然にくっつけることができます。
小さい形ながらも、吸引力は意外なほど強力で、人によっては痛みが発生する場合もあります。
また、外すことが簡単にできる分、日常生活で続けていると、ブラジャーや服と擦れたりしてとれることもあるかもしれません。
基本的には、装着→入浴→マッサージ→装着という流れで1ヶ月間使用し続け、1ヶ月以降は1日2回、2ヶ月後は1日4回ピペトップを外して乳頭のマッサージをします。
ピペトップの効果については、論文でもきちんと紹介されていて、仮性陥没乳頭の状態の方ではほぼ乳首が突出した状態を保つまでに改善しており、手術が必要な真性陥没乳頭の状態でも半数以上で改善した結果が確認できるとされています。
ただ、この論文には続きがあり、 “永続的な矯正が得られなかった有効例や著効例では、後戻りを認めたが、軽いマッサージで突出する状態となった。” とも書かれています。
効果がきちんと証明されている乳頭吸引器を使いたいという方におすすめできるアイテムです。
グッドニップル
メーカー:サンライズコーポレーション
価格: 9,500円
乳頭にフィットするシリコン製のキャップをあて、下のポッチに注射器(シリンジ)を使って空気を吸い込むことで空気圧により乳頭を突き出させます。
透明のカバーのため乳頭の状態が見えるようになっており、先端に乳頭がでてくるまで注射器で空気を抜いたら、注射器を外しそのまま日常生活ができるという装着型の矯正器具です。
使用時間もピペトップと同じように24時間の装着が可能です。
しかし、装着するキャップ自体はやや大きいため、外出をする際は大きめの服を着用するなどして隠す必要があるでしょう。
装着型矯正器具の中でも、注射器を使って吸引するため、空気圧は比較的強く、途中ではずれることも少ないため、寝ている間もしっかり対策をしたいという方にはオススメです。
プチパッドα
メーカー:カネソン
価格:1,200円
乳頭のサイズにあわせてS,Mが選べる装着型の乳頭吸引器。
幅3.4cm高さ2.5cmほどのシリコン製のプチパッドαを、乳頭に覆いかぶせて先端を押す事で装着し乳頭を吸引する事ができます。
強く押す事で強い吸引、弱く押す事で弱い吸引となり自分で強さは調整する事ができます。
保管ケースも付いており、使用後は保管ケースごと電子レンジでチンするか、熱湯の中にプチパッドαをいれて煮沸してケアしましょう。
装着開始後3日間ほどは乳頭の状態を確認しながら、うっ血などがないか確認しましょう。
また、1ヶ月近く使用して改善されないようであれば、病院で診てもらうように公式サイトでは記載されています。
装着型の矯正器具の中では最も低価格のため、自分に使えるかどうか試してみたい方にオススメです。
チェリートップ
メーカー:昭光プラスチック
価格: 2,678円
直径3.6cmとやや幅は広いですが、高さが2cmと薄いため、ブラジャーをつけたままでも装着する事ができます。
抗菌剤入りのシリコン製の矯正器具のため、衛生的に安心で日中はもちろんお風呂の中でも使用する可能です。
ほかの装着型乳頭吸引器は無色透明なものが多いですが、チェリートップは肌色のため、装着時には目立ちにくいというのも特徴です。
24時間装着できるタイプには、先ほど紹介したピペトップもありますが、コストパフォーマンスの面で見るとチェリートップの方がリーズナブルに購入でき、サイズもコンパクトになっています。
プチフィット
メーカー:原沢薬品工業
価格:3,218円
装着型乳頭吸引器のほかに、ローヤルゼリー配合ローションもセットで付いている矯正器具。
他の矯正器具と違うのは、ローションを装着する部分に最初に塗ることで、吸着効果がさらに高めていることです。
柔らかいポリエチレン製で、、ブラジャーをしたままでも装着できる大きさのため、1ヶ月間はお風呂をのぞいてできるだけ24時間いつも装着する事が推奨されています。
ローションゼリーを塗ってから、最初に軽く乳首の部分に押し当てて、指で先端部分を強く押すして離すと、空気圧によって吸引されます。
ゼリーの粘着効果で思いのほか、力が強いのが特徴ですが、ベタつきが多少ありますので、汗と混じって汚れがたまりやすく、夏場などはこまめなケアがかかせないでしょう。
再度つけるときは洗浄が必要ですが、電子レンジや煮沸での消毒は対応していませんので衛生面で不安は残ります。
ローションがついているのは装着型でこの商品だけなので、装着時の違和感を少なくしたい方にはオススメです。
吸引器で陥没乳頭治すためには常時装着が必須。デメリットを感じる場合は専用クリームの使用もオススメ。
さまざまな種類の乳頭吸引器をご紹介しましたが、見ていただくとわかるとおり、まず吸引する時間によって使い方が大きく異なることがわかると思います。
特に授乳時などの一時的ではなく、陥没乳頭そのものを治していくためには、基本的には24時間一日中装着しつづけ、長く使い続けることが必要です。
その改善効果は矯正器具として一定程度認められているものの、同時に以下のデメリットも発生します。
- 常に吸引しているので、痛みがずっと続く場合がある
- 外出時など、動きが多い時には装着しにくい
- ブラジャーをつけると、擦れなどで外れる場合がある
- 寝ているときなどに外れやすい
- 汗がたまりやすく、ムレやかゆみが発生しやすい
- 長く使っていると、メラニン色素の沈着がすすみ、乳頭に黒ズミが発生しやすくなる
このようなデメリットが重なった場合、使い続けることが困難になり、効果を期待することができなくなってしまいます。
乳頭吸引器を使った陥没乳頭のケアには興味はあるけれど、不安を感じる場合、陥没乳頭改善クリーム「ピュアナス」の使用も検討してみてはいかがでしょうか?
ピュアナスは継続して乳頭部分に毎日塗り続けることで、3つの効果が期待できます。
- 乳頭の成長を促進させて陥没乳頭を改善
- 乳頭の汚れやニオイを改善
- 乳頭の黒ずみ改善
現在の乳頭の状態が、「少しの刺激で出る」「刺激で出る」「搾乳機を使って出る」「まったく出ない」女性の方50名の方に2ヶ月間実際に使用していただいたところ、以下のような効果が確認できました。
ピュアナスの2ヶ月間使用者モニターアンケート
- 以前より陥没乳頭の状態が改善した:70%(50人中35人)
状態変化なし:24%(50人中12人)
以前より状態が悪化した:6%(50人中3人)
調査実施:株式会社ピュアナス 有効回答数:50人
以前は完全に陥没していたけれども、ぷっくりと出てくるようになったり、刺激を与えなくても自然に出てくるなど、「ピュアナス使用前より症状が改善した」と感じた人が約7割という結果となりました。
矯正器具の乳頭吸引器のように、痛みやムレの心配もなく、なによりクリームを塗るだけで良いので、ずっと装着する手間が必要ありません。
ピュアナスのもっと具体的な効果や使用者の声について以下のページにまとめているので、興味のある方はぜひご覧ください。
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